研究室紹介

宇宙システム研究室

宇宙システム研究室

研究者

教授米本 浩一
助教藤川 貴弘

研究室のモットー

“Space travel is no longer a dream!"
(宇宙旅行も夢じゃない!)
 学生が中心となり,完全再使用型宇宙往還機(サブオービタル機)の一環として有翼ロケット実験機の開発をしています.産官学共同で宇宙開発の夢を追い続け,国際社会で通用する一流の技術者を目指します.


研究テーマ

  • ■完全再使用型宇宙輸送システムの研究

     将来の完全再使用型宇宙輸送システムの研究の一環として,サブオービタル有翼ロケット実験機の開発研究を行っています.2015年11月には「航法誘導制御」「回収システム」などの要素技術実証のために小型有翼ロケット実験機WIRES#014の飛行試験を行い,高度1kmまで到達した機体の無事回収に成功しました.現在は飛行データの解析を行い,再実験に向け機体の改修を行っています.また,宇宙航空研究開発機構JAXAやアメリカを含めた他大学と連携して,高度6km以上を達成する総合技術実証用有翼ロケット実験機のモハーヴェ砂漠における打上を計画しています.
     これと平行して宇宙輸送システムの最適化,リアルタイム誘導軌道生成,複合航法システム,デジタル適応制御,極超音速領域における翼型の最適化,軽量な極低温液体燃料タンクの実現を目指した高い水素ガスバリア性能を有するセラミック複合化炭素繊維強化プラスチックの開発研究等の要素研究も行っています.

  • ■大気を有する惑星飛行探査システムの研究

     火星大気を飛行する固定翼形式の探査システムの研究を行っています.探査というミッションを考えると,巡航時の優れた揚抗性能だけではなく,限りなく低速での滞留飛行を可能とする高揚力特性を併せ持つ揚力面の実現が必要です.そこで,低レイノルズ数での高迎角飛行における翼前縁から出る剥離渦構造の解明と渦揚力効果を利用した揚力面設計への応用について,レイノルズ数を変化させた風洞試験や計算流体力学を駆使した基礎研究を進めています.
     もう一つの研究は,飛行探査機の軽量化を目的としたマイクロ波によるエネルギー伝送の技術です.これまで研究されてきた火星探査用飛行機では推進に必要な燃料やバッテリを搭載するため,探査距離や時間が制約となり,機体規模設計に難しい設計課題を残しています.マイクロ波によるエネルギー伝送技術を用いると,推進用のエネルギー源を搭載しないので機体の小型化が図れ,また飛行時間や昼夜の制限を受けずに探査が可能になります.現在マイクロ波のアンテナと整流回路の機能を併せ持つレクテナに関する基礎研究と小型飛行体の飛行実験を行っています.


研究室風景

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