高強度鋼

ODA形成の諸因子の検討

 高強度鋼では、一般に低応力・長寿命域においてFish eye破壊(破断面が魚の目のような模様となっているためそのように命名された。) と呼ばれる内部の非金属介在物等を起点とした内部起点型の疲労破壊を示すことが知られています。 このような内部起点型のFish eye破壊では起点介在物から凹凸の大きな領域、ODA(Optically Dark Area)が形成されます。
  Fish eye破壊の疲労寿命はODAの形成がその寿命の大半を占めると考えられているため、 この破壊の寿命評価を行う為に材料内部で発生する微小き裂の形成機構の解明を進めています。




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